【0才から100才まで】話題のゼロヒャク教科書【落合陽一】

 

こんにちは、やまぴー(@Astro8754)です。

 

今回は、ゼロヒャク:「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書(著:落合陽一)」という本から得た知識を紹介します。

 

こんな人にオススメ
・現代に通用する「育て方」が知りたい
・理系分野が苦手な文系
・文系分野が苦手な理系

 

また、落合陽一(著)というと読み解く思考力が要るとイメージする人もいるかもしれません。しかし、「平易な文章を心がけ、親子で一緒に読めるように」とプロローグで書かれている通り、比較的スラスラ読める本でした。

 

なので、落合先生の本を初めて読むという人にもオススメです。

 

 

「ゼロヒャク」の内容を紹介

 

 

「人生100年時代において、どうすれば社会に出た後も学ぶ意欲を持ち続ける人を育てられるかという問題提起にはじまり、主に明治維新から(近代)今なお続けられている「均質化」「標準化」を求めた教育の問題点を指摘しています。そして、研究者、アーティスト、経営者、さらには2児の父である落合さんなりの現代における「新しい学び方」を提案しています。

 

本書の構成

 

プロローグ:人生100年時代の「新しい学び方」とは

第1:Q&A・幼児教育から生涯教育まで「なぜ学ばなければならないのか」

第2章:落合陽一はこう作られた・どんな教育を選び、どう進んで来たか、生成過程

第3章:学び方の実践例・「STEAM教育」時代に身につけておくべき4つの要素

エピローグ:ライフスタイルとして楽しむ学びから生まれるイノベーション

 

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おもしろかった内容の例

 

第1章では、「Q1.子供に「なぜ学校に行かないといけないの?」と言われたら?」を皮切りに、プログラミングや英語、幼児教育から2020年の入試改革の攻略法、さらには未来の学び方に至るまで、人生100年時代に渡る「新しい学び方」を13問のQ&A形式で紹介しています。

 

個人的におもしろかったのは、「Q9.20代前半までに身につけておくべきことは?」でした。「佇まいで判断する力を研ぎ澄ませよう」といった内容なのですが、その例として、

 

 「この鯛飯はいつもの炊き込みご飯と佇まいが違う。なんだか熱そうだ。なぜだろう。そうか、骨も一緒に炊き込んでいるから、骨から出る油脂が含まれて沸点が上がっているのか。だから普段よりも温度が高いのかもしれない」

 料理の佇まいの違和感から思考を巡らせて、そうやって察することができるかどうか。仮説と検証を短い時間で繰り返すことを習慣化できるか。

 

「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書(著:落合陽一)」P.65より引用

 

と紹介されていました。ここを紹介する人、珍しい説…はありますが、上記の仮説・検証は幅広く学んできたからこそできる学びだと思い、ピックアップしました。

 

やまぴー
学びが新たな学びを生むのか!

 

ゼロヒャクには、このような捻りのある例えが随所に使われていました。読みやすい所以かもしれませんね!

 

また、第3章は日本の「※STEAM教育」には言語・物理・数学・アートの4つの要素が不足しているという内容でした。文理に関係なく横断的に学ぶことの重要性と、その学び方が書かれていました。

 

アートに関しては私自身もここ2年ほど意識的に触れていたので、個人的に共感できる部分が多かったです。

 

ちなみに、ここで登場する「英語の早期教育を始める前に、ロジカルな日本語を鍛えよう!」という主張は「AI vs. 教科書が読めない子どもたち(著:新井紀子)」のテーマにも似ています。

 

 

※STEAM教育

理工系の教育を表すSTEM教育(Science (科学)、Technology (技術)、Engineering (工学)、Mathematics (数学))にArt (美術)を加えた、今の時代性のキーとなる教養です。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

読む人のバックグラウンドによって、この本の愉しみ方は様々だと思います。私は理系出身であり教育関係の会社で働いていたので、自分の経験と対話しながら読みました。

 

大学受験のあり方が書かれていますが、おそらく、この本の読者層からすれば大学受験は過去である方が大半かと思います。タイトルにもある「育てる」という側面も頭の片隅において読むと、深みが増すのでオススメです!

 

ちなみに、個人的に深さを感じた点は、1日17時間以上の生産活動で「早死に」を心配される落合先生が、100年生きることを前提に著書を書いたことです。

 

 

やまぴー
Have fun!