【税金の仕組み】黄金の羽根で自由に生きる方法【資本主義】

 

こんにちは、やまぴーです。

 

給与明細を見ると所得税などの社会保障費がガッツリ引かれていて、悲しいような得も言えない気持ちになる人も多いのではないでしょうか。

 

例えるなら、レストランで氷がたくさん入ったドリンクを出されたときの気分に近いかもしれませんね。

 

 

今回は、橘玲(たちばな あきら)さんの「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」という本を紹介します。

 

この本では、税の仕組みや不動産や保険の選び方・見極め方について、詳しく且つ制度の抜け道的なことも書かれています。

 

端的に表現すれば、社会で不透明にされてしまっているお金の動き方について勉強したい人にオススメの一冊です。

 

 

個人的には、特に以下のような人にオススメしたいです。

 

読んでほしいあなた
毎月、給与明細から社会保障費が何万円も引かれているけど、正直なところ仕組みはよく知らない…

 



 

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

 

小見出しに、本のタイトルをフルネームで記入してみました。以下では、「黄金の羽根」と簡略化して書かせていただきます。

 

筆者の橘玲さんは、「黄金の羽根」という言葉を次のように定義しています。

 

制度の歪みから構造的に発生する“幸運”。手に入れた者に大きな利益をもたらす。

「黄金の羽根」P32より引用

 

もしかしたら、

 

「シンガポールに移住したら相続税を逃れられる!」

「個人事業主なら一部の生活費を経費化して節税できる!」

 

のようなことを薄っすらと聞いたことがある人もいるかもしれません。タックスヘイブンという言葉もありますよね。

 

上記もそうなのですが、人間の作った制度には抜け道が存在し、勉強すれば利益になります。義務教育を修めても直接的な利益は出ませんが、お金の勉強は富になります。

 

正しい抜け道の使い方ができなければ、それはマイルドな犯罪風味になります。合法的に得をするためにも、正しい知識が必要です。

 

「黄金の羽根」は、まさに合法的な個人の経済活動について書かれています。

 

(注)定法人税率など租税回避地として有名なシンガポールですが、近年では「10年ルール」などの縛りが出てきており、専門家でも意見が分かれているようです。

 

10年ルール:日本の相続税や贈与税が課されない条件として、海外での最低居住期間が10年以上必要というもの

 

「黄金の羽根」はほぼ全員に関係する本でした

 

ここまでの記事内容で、税金対策とか個人事業主というニュアンスを感じ、

 

読んでほしいあなた
とはいえ税金計算とかは会社がしてくれるし、私には関係ないかな。

 

と思う人もいるかもしれません。確かに僕も会社員なので、給与やそれに関わる税金に関しては会社に丸投げで、「それでいいや」とも思っています。

 

その他、株取引やFXなどの資産運用にも積極的ではない人が多いと思います。

 

しかし、それでも「黄金の羽根」を読んでほしい理由があって、それはほぼ全員に関係する不動産や生命保険に関する「投資」の考え方が書かれているからです。

 

アパートを借りるのも生命保険に加入するのも、れっきとした「投資」です。

 

不動産の購入と賃貸契約(マイホームと賃貸)

 

例えば、日本でマイホームを買いたいという人も多いと思います。僕はお金だけが価値ではないと思うので、とりわけ否定はしません。

 

しかし、その決定は地価などの不動産的価値や税金含めた総支出額などを考慮した上で判断したものなのでしょうか?

 

仮に35年ローンに縛られるとして、制度について一切勉強せずに不動産屋に行ってしまっていいのでしょうか?

 

以下は僕も不勉強で知らなかったのですが、「黄金の羽根」で詳しく書かれたうちの一部を抜粋すると、

 

日本のマンションの場合、買ったとたんに「中古」として値段が1割下がります。3,000万円のマンションが、契約書に判を捺した瞬間に2,700万円になってしまうのです。

「黄金の羽根」P203より引用

 

という価値の変動があったりします。他にも定期的な修復費(維持コスト)などがかかり、持ち家を構えるのは高コストだったりします。

 

生命保険という金融商品にかかるコスト

 

「黄金の羽根」P216〜では「生命保険は損をすることに意味がある」というパートが書かれています。

 

本書で面白かった表現があります。

 

生命保険の本質は「不幸な出来事が起きたときに当せん金が支払われる宝くじ」ですが、保険会社は“家族への愛情の証”と宣伝しています。

「黄金の羽根」P216より引用

 

万が一に備えて生命保険に加入することは良いのですが、仮に30歳から40年間、平均年額の約40万円を払い続けるとすると、1,600万円の大金になります。

 

その1,600万円分は、果たしてすべて必要な保険なのでしょうか?

 

保険制度に関してもほぼ全員が関係する制度ですので、一度は勉強しておきたいと思わされました。

 



 

「黄金の羽根」を人生設計のヒントに

 

今回は「黄金の羽根」を読んで、特に書きたいと思ったことをまとめてみました。

 

取り上げた項目以外にも、税の仕組みや資産運用の知識、法人設立などで動くお金について、分かりやすく書かれていました。

 

幻冬舎文庫で出されている新版は約400ページあるので、よくあるビジネス書の2倍程度でしょうか。読んでいて頭を使うので、読みごたえがあります!

 

また、これは個人的な考えにはなるのですが、あくまで個人で得をすることに主軸が置かれた本だと思います。

 

例えば、日本経済を主軸に考えれば、もちろん税金をたくさん納めてほしいですし、マイホームを買って経済を回してほしいですよね。

 

対して本書は個人主義的で、「勉強するかどうかは個人の勝手ですが、勉強しない代償に割高の課金が増えますよ?」というメッセージ性すら感じました。

 

 

さいごに、P408〜では「新宿中央公園のホームレス」と題して後書きをされています。

 

新宿は都庁近くのパークハイアット東京。最上階の高級会席レストランから見える大都会の夜景と、足元に黒く見える新宿中央公園に住むホームレスのコントラスト。

 

「黄金の羽根」では、この後書き部分だけ文学色の強い表現をされていました。

 

高級レストランと、足元に広がる新宿中央公園。この対比を想像して、あなたは何を感じますか?

 

 

 

最近読んだ本で、オススメ度の高い一冊でした。

 

 

やまぴー
Have fun!